大気の状態 非常に不安定 夜遅くにかけて暴風に警戒を

発達した低気圧の影響で県内は大気の非常に不安定な状態が続く見込みで、気象台は海上では１５日夜遅くにかけて暴風に警戒するよう呼びかけています。

秋田地方気象台によりますと、１５日夜にかけて発達しながら北日本を通過する低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、上空には寒気が流れ込むため、県内は大気の非常に不安定な状態が続き、海上では、西よりの暴風となる見込みです。

１５日午後４時までに観測された最大瞬間風速は、にかほ市で２０.６メートル、由利本荘市で１９メートル、秋田市で１８.８メートルなどとなっています。

１５日予想される最大瞬間風速は沿岸で３０メートル、最大風速は沿岸の海上で１８メートル、沿岸の陸上で１５メートルとなっています。

気象台は、海上では１５日夜遅くにかけて西よりの暴風に警戒するよう呼びかけています。

また県内は積乱雲が発達し雷が発生するところがある見込みで、気象台は１５日夜遅くにかけて竜巻などの激しい突風や落雷、それに急な強い雨に注意するよう呼びかけています。

発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めるよう呼びかけています。