「春の洋らん展」 観光施設「能代エナジアムパーク」で始まる

能代市にある火力発電所の観光施設で「春の洋らん展」が6日から始まり、色鮮やかな洋らんが会場に展示されています。

この展示会は、能代市などの洋らん愛好家のグループがこの時期に毎年、開いていて、愛好家15人が育てた洋らん、200点あまりが展示されています。

このうち、カトレアの原種のひとつ、「トリアネイ」は薄めのピンク色の花が横一列に並んでいて花の色も形も原種の特徴をよく表しているということです。

また、会場には、白や黄色、それにピンクなど多彩な色合いの小さな花をつけた「デンドロビューム」などさまざまな洋らんが展示されています。

訪れた人たちは、洋らんをひとつひとつ、じっくりと見て回り気に入った花を写真におさめるなどして、華やかな雰囲気を楽しんでいました。

北秋田市から来た50代の女性は「いろんな種類があってとても気持ちが晴れやかになって素敵だなと思いました」と話していました。

展示会を開いた腰山敬子さんは「花それぞれに特徴がありひとつひとつ違うのでそれを楽しんでもらいたい」と話していました。

この展示会は、今月10日まで能代市の「能代エナジアムパーク」で開かれています。