70代女性がうその投資話で約3000万円をだまし取られる

秋田市の70代の女性が、うその投資話を持ちかけられて現金あわせておよそ3000万円をだまし取られ、警察は詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、秋田市に住む70代の女性は、去年11月、スマートフォンで株の投資に関するウェブサイトを閲覧していたところ、男性の著名人を名乗る人物から、SNSを通じて投資グループに加入するように、勧誘されたということです。

女性はその後、この投資グループの別の人物から「金の投資で利益を得られる」などと、うその投資話を持ちかけられたということです。

女性は、去年12月からことし2月にかけて、9回にわたって投資や手数料などとして、現金あわせておよそ3000万円を指定された口座に振り込んだということです。

警察は、詐欺事件として捜査するとともに、金の投資や手数料名目で現金をだまし取る手口が全国で報告されているとして、こうした誘いを受けた場合は1人で判断せず、警察に相談してほしいと呼びかけています。