去年生まれた秋田県の子どもの数3907人 過去最少を更新

去年1年間に、生まれた秋田県の子どもの数は速報値で3907人となり、前の年に続き、過去最少を更新しました。

厚生労働省によりますと、去年1年間に生まれた子どもの数は外国人なども含めた速報値で全国で75万8631人となり、前の年の速報値より4万1097人減少しました。

このうち、秋田県の子どもの数は3907人で、これまでの過去最少だった前の年の速報値からさらに404人減り、過去最少を更新しました。

都道府県別では鳥取県の3493人、高知県の3529人に次いで、全国で3番目に少ない数となっています。

また、去年1年間の結婚の速報値は秋田県で2351件となり、こちらは都道府県別で5番目に少ない数となっています。

子育てや結婚の支援を担当する秋田県次世代・女性活躍支援課は「全国的に未婚化や晩婚化が進んでいるほか、秋田県内では若い女性の県外流出が続き、出生数や婚姻数の低下につながっている。男性だけでなく、女性も働きやすい環境を整備して、県内への定着や回帰につなげていきたい」としています。