大仙市 １歳までの保育料も無償化へ 新年度予算案に経費計上

子育て世帯への支援を充実させようと、大仙市はことし４月から０歳から１歳までの子どもの保育料を無償化する方針を固め、必要経費を盛り込んだ新年度の当初予算案をまとめました。

大仙市の新年度の当初予算案は一般会計の総額で４６４億７８０万円となり、前の年度より１６億９０００万円あまり増えました。

このうち、子育て世帯への保育料などの支援で、市は０歳から１歳までの子どもの保育料についても新たに対象とする方針を固め、支援費用全体で前の年度より１８００万円あまり多いおよそ１億６４００万円を計上しました。

また、保育園などに通っていない未就学児がいる世帯への支援も新たに０歳から１歳までを対象に加えることを決め、前の年度よりおよそ１０００万円多い１２００万円あまりを計上しています。

これによって大仙市では０歳から５歳までのすべての子どもの保育が無償化されることとなり、市は子育て世帯の支援をいっそう進めていくことにしています。