県産のにんにくを熟成 「黒にんにく」を使った発泡酒を開発

大館市など県内産のにんにくを熟成した「黒にんにく」を使った発泡酒が開発され、秋田市で6日、発表会が開かれました。

この発泡酒は、大館市など県内で生産量が増えているにんにくを活用して新たな商品を作ろうと、生産者などでつくる団体や秋田市の醸造所などが協力して開発しました。

生のにんにくを熟成した黒にんにくが使われ、コクがあり香ばしい香りが楽しめるのが特徴です。

パッケージは黒にんにくの黒い見た目をイメージしたデザインになっています。

秋田県にんにく生産者協議会の小林郷司会長は「県内産のにんにくが増えている中で、この発泡酒が生産者の経営の柱になるとともににんにくの知名度を上げてほしい」と話していました。

秋田市の醸造所の長谷川信代表は「コクのあるベースに相性のいい香りの黒にんにくの発泡酒ができた。秋田県でオンリーワンの存在として販路を拡大していきたい」と話していました。

醸造所などは来月にも県内の道の駅などで販売することを目指して準備を進めています。