大学生が地域の人たちとパステルアートを体験 秋田市

生涯学習を通じて地域活性化について考えてもらおうと、秋田市の大学生が、地域の人たちといっしょに粉状の絵の具を使うパステルアートを体験しました。

この体験会は秋田市が国際教養大学と連携して企画したもので、大学生と地域住民などあわせて30人余りが参加しました。

参加した人たちは、生涯学習の一環としてパステルアートを体験し、秋田市の愛好家に教わりながら、粉状の絵の具を使って7色のくじらをテーマに思い思いの作品を描いていきました。

そして、作品が完成すると、大学生と地域住民がお互いに見せあって感想を伝えていました。

このあとの質疑応答では、愛好家が大学生からの質問にこたえる形で「パステルアートを通じて多くの人と接することで、人生が豊かに感じられる」と話していました。

大学生たちはこうした活動を続けたあと、地域活性化につながる新たな取り組みが実現できないか考えることにしています。

参加した大学3年生は「ふだんは異なる世代の人と交流する場がないので、新鮮でした。新たな取り組みとして気軽に何かをつくりながら異なるコミュニティーが交流できるものを考えたい」と話していました。