秋田県の人口90万9501人 減少に歯止めかからず

今月1日時点の県内の人口は90万9501人と91万人を下回りました。
去年4月には92万人を割り込んでいて9か月の間に1万人減ったことになり、人口減少に歯止めがかからない状況が続いています。

秋田県によりますと、今月1日時点の県内の人口は、90万9501人と推計されていて、この1年間でおよそ1万6400人減っています。

このうち、減少幅の8割以上を占めるのが生まれた子どもと死亡した人の数の差によって人口が減る「自然減」です。

去年1年間に生まれた子どもの数は3629人だった一方で、死亡したのは1万7542人で、「自然減」は1万3913人となり、全国の中
でも少子高齢化が進んでいる秋田の現状が浮き彫りとなっています。

一方、県外からの転入者よりも転出者が多いことで人口が減る「社会減」は2519人となっています。

秋田県の人口は1956年のおよそ135万人をピークに減少を続けていて、2017年には100万人を割り込み、その後も歯止めがかからない状況が続いています。