鹿角市特産の豚肉を地域団体商標に 出願に向けて研修会

鹿角市で、特産の豚肉の地域団体商標の出願に向けた研修会が開かれ、生産者などが手続きの流れを確認しました。

鹿角市のブランド豚「八幡平ポーク」を生産する市内の養豚業者と秋田市の加工販売会社は先月、協同組合を創立し、ブランド力の強化に向けて年内にも地域団体商標を出願することを目指しています。

16日は、商標の出願に向けた初めての研修会がオンラインで鹿角市と秋田市を結んで開かれ、秋田市の弁理士から出願の流れや、必要な申請書類について話を聞きました。

この中で弁理士は、出願に向けて「直近3年間の出荷頭数や主な販売地域といったデータを提出し、『八幡平ポーク』がどれだけ知られているかを証明することが必要だ」などと説明しました。

八幡平ポーク協同組合の阿部正樹理事長は「商標の出願や登録までの道のりは長いが、課題を1つ1つクリアしていきたい」と話していました。