秋田市立図書館が電子書籍導入へ 今月中旬の利用開始目指す

秋田市は、市民の多様なライフスタイルや読書ニーズに応えるため、今年度中に市立図書館に電子書籍およそ6000冊を導入することになりました。

秋田市の市立図書館で始まるのは、スマートフォンやタブレット、パソコンなどで読むことができる電子書籍のサービスです。

利用できるのは市内に住んでいる人や、通勤や通学をしていて図書館に利用登録している人で、児童書のほか、図書館の開館時間に訪れることが難しい20代から50代向けの子育てや医療、年金などに関する書籍を購入する予定です。

一部の書籍には、音声による読み上げ機能も付いているということです。

利用開始は今月中旬を目指していて、今年度中におよそ6000冊を導入し、利用者の反応を見ながら、購入する電子書籍を増やしていきたいとしています。

秋田市立図書館は「24時間365日、時間に縛られずに読書ができるサービスなので、多くの人に利用してもらいたい」としています。