秋田県内 沿岸で暴風 建物被害や交通障害に警戒を

県内は低気圧や前線の影響により沿岸ではにかほ市で30メートルを超える最大瞬間風速を観測するなど暴風となっていて、気象台は、暴風による建物への被害や交通障害に警戒するよう呼びかけています。

県内は今夜にかけて低気圧が北海道付近に進み、寒冷前線が北日本を通過するため、沿岸では西よりの暴風となっています。

26日午後4時半までの最大瞬間風速は、にかほ市で30.3メートル、秋田市で25.3メートル、八峰町で23.2メートルを観測しました。

気象台は沿岸のすべての市町村に暴風警報を出し、26日夜遅くにかけて建物への被害や交通障害に警戒するとともに、27日にかけて高波に注意するよう呼びかけています。

JR東日本秋田支社によりますと、強風のため、羽越本線は特急「いなほ」は秋田駅と山形県の酒田駅の間で一部の列車が区間運休するほか、羽後本荘駅と山形県の吹浦駅の間で列車の運転を取りやめています。

JRは、最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。