県内の路線バスの運転手がサンタクロース姿で乗務

24日はクリスマスイブです。
秋田県仙北市では、路線バスの運転手がサンタクロースの衣装を着てバスを運行し、乗客を楽しませました。

この催しは、秋田県バス協会が企画し、県内4つのバス会社がそれぞれの路線バスで行っています。

24日は、羽後交通が運行する仙北市の乳頭蟹場温泉から田沢湖駅前までの路線で、靴下やクリスマスツリーなどが飾りつけられたバスをサンタクロースの衣装を着た運転手が乗務しました。

バスは、事前に知らされずに運行されたため、バス停で待っていた人たちは驚いた様子で乗り込みましたが、24日がクリスマスイブだと知り、外の雪景色を眺めるとともに飾りつけを楽しんでいました。

そして、終点に到着すると、バス会社の社員がサンタクロース姿で出迎えて乗客にお菓子をプレゼントしていました。

カナダのバンクーバーから家族で旅行に来た40歳の女性は「サンタを見ることができてテンションが上がりました。日本でもサンタさんに会えて、子どもも喜んでうれしかったです」と話していました。

バスを運転した大槇康仁さんは「クリスマスの飾りつけでふだんより車内が華やかになり、子どもやお客さんが喜んでくれたのでありがたいです」と話していました。