「NHK歳末たすけあい」募金の一部を福祉団体などに贈呈

「NHK歳末たすけあい」に寄せられた募金の一部が県内の福祉団体などに贈られることになり、21日、NHK秋田放送局で贈呈式が行われました。

「NHK歳末たすけあい」は障害のある人や、生活に困窮する人たちを支援する団体や施設に役立ててもらおうと今月1日から寄付の受け付けが始まっています。

これまでに寄せられている募金のうち、県内で生活支援を行っている福祉団体やNPO法人など21の団体や施設に対しておよそ293万円が贈られることになり、NHK秋田放送局で21日、贈呈式が行われました。

このなかで、NHK秋田放送局の石井令人局長は「大雨や猛暑など秋田にとっては厳しい1年となったが、来年はよい年になるという希望が持てる年末年始になるよう寄付金を役立てていただきたい」とあいさつし、出席した5団体に目録を手渡しました。

目録を受け取った秋田赤十字乳児院の石川明子院長は「いただいた寄付金は除雪用具の購入費にあてさせていただきます。子どもが心身ともに健やかに成長できるよう、今後も教育に力を注いでいきます」と話していました。

「NHK歳末たすけあい」は、今月25日までNHK秋田放送局の1階に設けられた窓口をはじめ、全国のNHKや郵便局、金融機関などで受け付けています。