年末年始の秋田新幹線の予約 前年比2割増 コロナ前まで回復

年末年始の秋田新幹線の予約状況は前の年と比べておよそ2割増えています。
混雑のピークは下りが、今月30日、上りが来月3日と予想されていて、JRは早めの予約や時期をずらしての利用を呼びかけています。

JR東日本は、今月28日から来年1月4日までの秋田新幹線の予約状況をまとめました。

それによりますと、今月11日時点では上り下りを合わせたおよそ11万席のうち、予約されているのはおよそ6万席で、予約率は54.5%となっています。

予約済みの数は前の年の同じ時期と比べて21%増えていて、新型コロナ感染拡大前の2018年に比べるとほぼ同じ数まで回復しています。

また、予想される混雑のピークは下りが今月30日、上りが来月3日となっていて、下り列車は今月29日と30日、上り列車は来月2日の午後から3日にかけてはほぼ満席だということです。

JR東日本は「利用者の回復にあわせて列車の本数も増やしているが、去年以上の混雑が予想されるため、早めの予約や時期をずらしての利用を検討してほしい」としています。