由利本荘市の養鶏場 鳥インフルエンザ感染の疑い

由利本荘市の養鶏場 鳥インフルエンザ感染の疑い

14日、秋田県由利本荘市の養鶏場で飼育しているニワトリが死んでいるのが見つかり、県が簡易検査を行ったところ、鳥インフルエンザに感染した疑いがあることがわかりました。
養鶏場での鳥インフルエンザへの感染が確認されれば秋田県内では去年4月以来で東北地方では今シーズン初めてとなります。

秋田県によりますと、14日午前8時半すぎ、およそ4600羽のニワトリを飼育している由利本荘市の養鶏場から「ニワトリが数多く死んでいる」と県へ連絡がありました。

連絡を受けた県がこの養鶏場のニワトリ13羽に簡易検査を行ったところ、2羽から鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が確認されたということです。

県畜産振興課によりますとこの養鶏場の周辺にほかの養鶏場はなく感染が広がる恐れは低いとみています。

また、鳥インフルエンザかどうかを確定するPCR検査の結果は、15日の朝に出る見通しです。

秋田県によりますと、養鶏場での鳥インフルエンザへの感染が確認されれば秋田県内では去年4月以来で、東北地方では今シーズン初めてとなります。

秋田県は、感染が確認された場合、速やかにニワトリをすべて処分し、感染拡大を防ぐ措置をとることにしています。