秋田と台湾結ぶチャーター便4年ぶりに運航 記念セレモニー
秋田と台湾を結ぶチャーター便の運航が10日から4年ぶりに始まり、空港で記念のセレモニーが開かれました。
秋田空港と台湾の桃園国際空港を結ぶチャーター便は、台湾の航空会社「タイガーエア台湾」が10日から来年3月まで毎週木曜日と日曜日に1日に1往復ずつ運航します。
その第1便が午後1時すぎ、秋田空港に到着し、県や航空会社などの関係者およそ20人が出席して、運航を記念したセレモニーが開かれました。
はじめに、佐竹知事が「チャーター便の運航で秋田と台湾がより身近になることで、観光や文化などより幅広い分野で交流が広がることを期待したい」とあいさつしました。
そして、テープカットやくす玉を割って4年ぶりのチャーター便の運航を祝いました。
また、降り立った乗客は、県の職員から記念品を受け取ったあと、出迎えたなまはげや秋田犬とともに記念撮影をしていました。
台湾から観光で訪れた40代の女性は「初めて秋田を訪れ、温泉に入るのが楽しみです。チャーター便に乗って3時間で到着できたので移動はとても便利です」と話していました。
県によりますと、来年3月までのチャーター便は全体のおよそ8割の席が予約で埋まっているということです。
佐竹知事は「4月以降もチャーター便を維持できるよう台湾への魅力発信を続けるとともに、秋田からチャーター便を利用する人の数も増やしていきたい」と話していました。