大阪城公園に横手市の「かまくら」大阪万博に向け秋田をPR

人工の雪で作り上げた、横手市の「かまくら」を楽しめるイベントが大阪城公園で開かれ、訪れた人たちが秋田の冬の風物詩を楽しみました。

これは、横手市が再来年の大阪・関西万博に向けて地域の魅力を知ってもらおうと開いたイベントで、会場の大阪城公園には大きなかまくらが2基登場しました。

横手市では、水の神様をまつり、五穀豊じょうなどを願う「横手のかまくら」が冬に行われていて、2基のかまくらは横手市の職人が人工の雪を使って作りました。

かまくらは、高さおよそ3メートル、直径およそ3.5メートルで、大人が5人以上入れる大きさです。

訪れた人たちは中に入ったり、大阪城の天守閣とともにかまくらを楽しめる珍しい風景を写真に収めたりして楽しんでいました。

会場では、横手市名物の「横手やきそば」や「いものこ汁」などが販売されたほか、雪の遊び場や滑り台も設置され、子どもたちが楽しそうに遊んでいました。

6歳と5歳の子どもと一緒に訪れた30代の女性は「ふだん雪に触れないので、子どもと一緒に来ました。雪の滑り台を子どもが楽しそうにやっていたので、連れてきて良かったです」と話していました。