由利高校民謡部が来年1月に台湾で公演へ 助成金が贈られる

地域の伝統文化を通じて国際交流活動を行うため、由利高校の民謡部が来年1月に台湾で公演を行うことになり、7日、助成金が贈られました。

台湾で公演を行うのは、由利高校の民謡部で、秋田市で行われた贈呈式では、熊谷禎子校長に対して三井住友海上文化財団の担当者から助成金50万円の目録が手渡されました。

由利高校の民謡部はおよそ50年の歴史があり、県内外でも公演を行っていて、去年、秋田市のあきた芸術劇場「ミルハス」がオープンした時には、由利本荘市の民謡の「秋田大黒舞」などを披露して花を添えました。

台湾での公演は平成29年以来だということで、民謡部の部員など13人が、来年1月に台北を訪れ、民謡や三味線を披露する国際交流活動を行うということです。

民謡部顧問の樫村篤教諭は、「助成金は大変ありがたいです。応援に応えるため台湾の人たちに秋田から笑顔と元気を届けていきたいです」と話していました。