「若者チャレンジ応援事業」秋田市で最終審査会

若者の夢の実現を支援する秋田県の「若者チャレンジ応援事業」の最終審査会が秋田市で開かれ、起業を目指す若者たちがそれぞれの事業計画をアピールしました。

この事業は、県が若者の発想や斬新なアイデアを生かした取り組みを支援し、地域活性化や若者の定着につなげようと毎年行っていて、採択されると2年間で最大400万円の助成金を受けることができます。

3日は、最終審査に残った10組が、企業の経営者や学識経験者などの審査員を前にそれぞれの事業計画をアピールしました。

このうち、北秋田市の男性は、有害鳥獣として捕獲されたクマの皮を名刺入れなどの革製品に加工・販売することで狩猟などに関心を持ってもらい、交流人口の増加につなげたいと訴えました。

このほか、規格外の果物をスイーツに加工して販売し、フードロスの解決につなげる取り組みや、交通手段を確保するため、車を持っている人と乗りたい人をつなぐ新たなサービスなどが提案されました。

審査の結果は、今月中旬までに県のホームページで発表されます。