秋田駅ビルの地下1階に新しい食品フロア オープン

秋田駅の駅ビルに全国各地の食材などを取り扱う新しい食品フロアがオープンし、早速、多くの人たちが買い物を楽しみました。

29日、秋田駅の駅ビル「アルス」の地下1階にオープンしたのは、食料品などを専門に扱う「えきちかマルシェ」です。

青果店や精肉店など7つの店が集まっていて、それぞれ全国各地の旬の食材やできたての惣菜などを販売しています。

このうち、フロアの中央部にオープンしたセレクトショップでは全国各地の珍しい食品や雑貨が用意され、今後も定期的に商品を入れ替え、さまざまな特産品を用意していくとしています。

また、市の中心部でマンションが増え、単身や少人数で暮らす世帯が増えているとして、ほかの売り場よりも1人分や2人分の食品を充実させ、1つずつ購入できる揚げ物やおにぎりなども販売されていました。

買い物に訪れた70代の女性は「いろいろな産地の商品が取りそろえられていて、見ているだけでも楽しい。まとめ買いをするので、さまざまな商品があるのは便利です」と話していました。

秋田ステーションビルの上西祐輔SC営業部長は「全国各地の良いものを集めて秋田の人に紹介したいというねらいでリニューアルしました。これまで駅と直結して生鮮食品を買える場所はなかったので、新たな客の獲得にもつなげていきたい」と話していました。