能代ロケット実験場 液体水素の研究拠点として整備する計画も

能代ロケット実験場について、JAXAは、脱炭素燃料として注目される液体水素の大規模な研究を行う拠点として、2025年の操業開始を目指し拡張する計画です。

この計画は、東京大学などの研究グループから要望を受けおよそ10億円の費用をかけて進められていて、能代ロケット実験場から南に2.5キロほど離れた土地に、液体水素を貯蔵するためのタンクなどを整備するとしています。

液体水素は脱炭素燃料として注目される一方、安全な貯蔵や輸送が課題となっていて、新たな設備で液体水素を使った大規模な実験などを通して安全な貯蔵などの技術開発につなげたいとしています。

着工は来年の春で、2025年の操業開始を目指しているということです。