秋田市で「芸能フェスティバル」伝統芸能やダンスなど披露

県内で伝統芸能やダンスなどに取り組む人たちが、日頃の練習の成果を披露する「芸能フェスティバル」が26日、秋田市で開かれました。

この催しは、秋田県芸術文化協会が毎年この時期に開いているもので、ことしは県内各地から19の団体のおよそ340人が参加しました。

このうち、「美郷町六郷かけ唄保存会」は、夫婦がお互いに日常生活で思っていることを即興の歌詞にして歌いあい、妻が夫の金遣いについて嫌みを述べると、会場は笑いに包まれました。

また、潟上市から参加した団体は、子どもたちを中心におよそ40人のダンサーによる軽快なダンスを披露し、訪れた人たちも拍手をするなどして楽しんでいました。

「かけ唄」を披露した76歳の女性は「この大舞台で地元の伝統ある『かけ唄』を披露することができて、お客さんにも楽しんでもらえてよかった」と話していました。

主催した団体の西村茂事務局長は「県内各地からさまざまな参加者が集まり、バラエティーに富んだ内容になりました。さまざまな演目を知ってもらい、親しむ機会になったと思います」と話していました。