県内 新型コロナ感染者数 1か月ぶりに前週より増加

県内の1週間の新型コロナの感染者数は、1医療機関あたりの平均で3.12人で、1か月ぶりに前の週から増加しました。

秋田県によりますと、今月19日までの1週間に県内52の医療機関から報告された新型コロナの感染者数は、1医療機関あたりの平均で3.12人で、前の週より0.87人、率にして38%増えました。

保健所別では、湯沢で7.25人、北秋田で5.67人、秋田中央で5.17人、能代で4人、秋田市で3.18人、横手で3人などとなっています。

保健所別では、県内の9つの管内のうち、6つの管内で増加となりました。

また、10人以上などの「集団感染」が、各地の高齢者施設や教育・保育施設、医療機関のあわせて8か所で報告されています。

県感染症特別対策室は「ピーク時に比べると、まだ低いレベルでの増加にとどまっているが、集団発生も起きており、引き続き換気や手洗いなど、基本的な感染症対策に取り組んでほしい」と話しています。