県特産「秋田杉」の端材を活用 クリスマスツリー登場

来月のクリスマスを前に秋田市のホテルでは県特産の「秋田杉」を使ったクリスマスツリーが登場し、訪れた人たちを楽しませています。

秋田市にある秋田キャッスルホテルでは、クリスマスの機運を高めようと今月2日から建築現場などで廃棄される秋田杉の端材を活用したクリスマスツリー4本とおよそ300個の飾りがロビーに展示されています。

このうち、秋田杉の端材を組み合わせてできた高さ2.4メートルのクリスマスツリーは装飾や電飾のほかリボン状にした秋田杉の飾りも取り付けられています。

また、レストランのフロアには食事の際にもクリスマスの雰囲気を楽しめるよう秋田杉で作られた直径90センチのリースが2つ設置されています。

ホテルによりますと、秋田杉の端材を使ったクリスマスの装飾は環境への配慮と秋田の魅力発信を同時に進めようと昨シーズンから取り組んでいるということで、利用客からも「木の香りがよい」など好評だということです。

ホテルの広報担当の糸井香名さんは「ふだんあまり触れる機会がない秋田杉の木の香りなどを楽しみながらクリスマスのわくわく感を感じてほしい」と話していました。

クリスマスの飾りつけは、来月25日のクリスマス当日まで展示されるということです。