トラック運転手不足 鉄道での貨物コンテナ輸送の実証事業

トラックの運転手が不足し荷物を運べなくなる、いわゆる「2024年問題」への対策として、港で陸揚げされた貨物コンテナを鉄道で運ぶ実証事業が大館市で始まり、12日、現場の見学会が開かれました。

この見学会は、JRの大館貨物駅で開かれたもので、市や地元の企業などで作る協議会の会員らおよそ50人が参加しました。

来年4月からトラックドライバーの時間外労働の規制が強化され、輸送量の減少が懸念される「2024年問題」が始まるのを前に、国は、海上コンテナを長距離トラックでの輸送から鉄道などに振り替え、輸送力を維持しようと促しています。

今回の国の実証事業では、大館市で輸送の作業や事業が無事に行えるかどうかなどを検証していて、現場では神奈川県から特殊な車両で運ばれたコンテナをトラックへ積み替える様子などが公開されました。

実証事業は今月下旬まで行われ、その後、大館市などが本格的な拠点の整備について検討を進めていくことにしています。

コンテナの輸送を行ったJR貨物の高橋秀仁営業統括部長は「輸送上や荷役面での課題を1つ1つ解決し、国際海上コンテナ輸送の可能性を追求していきたい」と話していました。