秋田県と四国の合同物産展 東京と名古屋で今月中旬開催へ

秋田県の佐竹知事が四国地方の料理について「貧乏くさい」などと述べた問題を受け、県は今月中旬、東京と名古屋で四国と合同の物産展を開催することにしています。

佐竹知事は先月、秋田市内で行った講演で過去に全国知事会で四国地方を訪れた際の食事について「貧乏くさい」などと述べ、その後、謝罪しました。

こうした中、県は今月中旬、四国4県と合同でそれぞれの特産品をPRする物産展を開催することを明らかにしました。

今月15日には東京都内で四国と秋田の食べ物の詰め合わせセットを販売し、16日と17日には、名古屋市内で徳島県などと合同で四国4県と秋田県の日本酒を販売するということです。

県によりますと、佐竹知事の発言を受け、四国4県とやりとりする中で「互いの観光推進につながるイベントができないか」という話し合いにつながったということです。

秋田県食のあきた推進課は「各県との交流を深めながらそれぞれの魅力や食を一緒にPRしていきたい」としています。