浸水被害のこども園 ウルトラマンゼロが子どもたちを元気づけ

ことし7月の記録的な大雨で浸水の被害を受けた秋田市の認定こども園に、特撮ヒーロー、ウルトラマンゼロが駆けつけ、子どもたちを元気づけました。

これは全国の被災地などでウルトラマンが子どもたちを元気づける活動の一環で、ウルトラマンゼロは23日から大雨で浸水被害を受けた県内の5つの幼稚園や保育園などを訪れています。

24日は、秋田市の認定こども園「聖霊女子短期大学付属幼稚園・保育園」におよそ100人の園児が集まり、ウルトラマンゼロがサプライズで登場すると子どもたちは手をたたいて喜びました。

そして、子どもたちはウルトラマンゼロの動きにあわせて、必殺技のポーズが取り入れられた体操などをして元気よく体を動かしていました。

最後は決めポーズで写真撮影をしたあと、子どもたちはウルトラマンゼロとグータッチをして交流を楽しみました。

年少の男の子は「実際に見てみてかっこよかったです。一緒に体操して楽しかったです」と話していました。

この認定こども園では、大雨から3か月以上たった今も床や壁のはりかえなどの復旧作業が続いていて、一部の園児は今も隣の高校を借りて登園しています。

仁村由美子園長は「復旧作業が道半ばのなか、園児も職員も元気をもらうことができました。完全復旧に向けて引き続き頑張っていきたいです」と話していました。