「鉄道の日」前に 小坂鉄道レールパークで「鉄道祭り」

小坂町が運営する鉄道のテーマパーク、小坂鉄道レールパークで「鉄道祭り」が開かれ、多くのファンや親子連れでにぎわいました。

鉄道祭りは、10月14日の「鉄道の日」にちなんで毎年この時期に開かれていて、ことしは線路に石を巻くための貨車や除雪に使われるラッセル車の実演が特別に行われました。

このうち、線路に石を巻くために使われる「ホッパ車」と呼ばれる貨車の模擬実演では、石を巻く様子がカラーボールを使って再現され、
集まった鉄道ファンたちが動画や写真に収めていました。

また、昭和10年に製造されたラッセル車の実演では、雪をはねのけるためのウイングが開く様子や、ディーゼル機関車にけん引されて動く姿も披露され、訪れた人を楽しませていました。

このほか自転車のようにペダルをこいで進むレールバイクでは、親子連れが青空の広がる秋晴れのなか、往復500メートルの線路上をこいで楽しむ姿も見られました。

神奈川県から来たという鉄道ファンの60代の男性は「毎年来るのを楽しみにしています。貴重な車両がきれいな状態で保存されていてすばらしいですね」と話していました。