県内のレギュラーガソリンの小売価格 4週連続で値下がり

今週の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は1リットルあたり176.1円と政府の補助金が拡充されたことを受けて4週連続で値下がりしました。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、今月2日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は先週より0.7円下がって1リットルあたり176.1円となりました。

これは、政府の補助金が拡充されたことが要因で、値下がりは4週連続です。

ただ、原油価格の高止まりや円安の進行によって、原油の調達コストは上がっていて、補助金への依存が強まっています。

経済産業省は、5日、各地のガソリンスタンドに卸された分から、1リットルあたり37.6円の補助金を支給しています。

今後の価格の動向について石油情報センターは「政府による補助金が今月からさらに増えることになり、来週も値下がりが予想される。一方で円安などの影響で原油の調達コストが上がっているため、今後の動向を注視したい」と話しています。