「動物愛護フェスティバル」 長生きの犬や猫の飼い主を表彰

今月20日からの「動物愛護週間」を前に、県民に動物への理解と関心を深めてもらう催しが秋田市で開かれ、県内で長生きしている犬や猫の飼い主が表彰されました。

「動物愛護フェスティバル」と名付けられたこの催しは、秋田市雄和にある県動物愛護センター「ワンニャピアあきた」で毎年開かれています。

18日は、県内で長生きしている犬や猫と飼い主の表彰式が行われ、犬65匹と猫8匹の飼い主やその家族など、およそ150人が出席しました。

表彰は、いずれも平均寿命を上回る大型犬が14歳以上、中型犬や小型犬が16歳以上、猫が18歳以上が対象で、飼い主たちは愛犬や愛猫の写真が付いた表彰状を笑顔で受け取っていました。

人間の年齢で88歳に相当する18歳のオスのミニチュアダックスフントと表彰を受けた由利本荘市の夫婦は「旬の野菜や肉を煮た手作りのごはんを毎日食べさせているのが長寿の秘訣ですかね。これからも健康で20歳を目指して長生きしてほしい」と話していました。

県動物愛護センターの長谷川博之所長は「動物は自分の家族なので、命を全うするまで幸せにしてほしいし、それが人間の責務だと思う」と話していました。