秋田内陸線 特別列車企画も予約ゼロ 「X」への投稿が話題に

秋田内陸線の運行会社は、今月末に航空会社の客室乗務員が沿線を案内する特別列車を企画したものの12日時点で予約が1件もなく、SNSに投稿したところ話題を集めています。

この特別列車は北秋田市と仙北市を結ぶ秋田内陸線を運行する秋田内陸縦貫鉄道が今月30日、大館能代空港を応援する取り組みとして企画しました。

車内では客室乗務員が沿線を機内風に案内するほか、沿線にある伊勢堂岱遺跡の縄文時代をモチーフとしたスイーツも提供されるということです。

しかし、鉄道会社によりますと特別列車は事前予約制で14日を締め切りとしていたものの、12日正午で予約が1件もなかったということです。

このため、旧ツイッターの「X」で「締め切りまであと2日 申し込み人数何人だと思う なんとzero人なんだ」など嘆きとともに利用の呼びかけを12日投稿したところ、リポストが投稿して5時間で4000件に迫るなど話題を集めています。

秋田内陸縦貫鉄道の担当者は「これほど拡散されて驚いている。鉄道に乗りながら飛行機の気分を味わえるのでぜひ遊びに来てほしい」と呼びかけています。