仙北市で男性がクマに襲われけが 県内では人身被害が6日連続

10日午後、仙北市で50代の男性が突然、クマに襲われ、顔や腕にけがをしました。
県内ではクマによる人身被害が6日連続で起きていて、警察などが注意を呼びかけています。

10日午後1時すぎ、仙北市西木町で50代の男性が草刈りを始めようとしたところ、突然、木の陰から飛び出してきた体長1メートルほどのクマに襲われました。

男性の命に別状はありませんが、顔をひっかかれたり、左腕をかまれたりしてけがをしたということです。

警察によりますと、県内ではクマによる人身被害が10日までに6日連続で発生しているということで、警察はパトカーで周辺を警戒するとともに改めて注意を呼びかけています。

また、県も県内全域に「ツキノワグマ出没警報」を出していて、山林に入る際はクマと出会わないよう鈴やラジオなどで音を出し、人の存在をアピールすることや集落にクマを寄せつけないよう屋外に生ゴミを捨てたり放置したりしないよう呼びかけています。