県内の学級閉鎖39クラス 5類移行後で最多 感染対策を
新型コロナウイルスの感染者数が高止まりするなか、県内では学級閉鎖が5類移行後で最も多くなっていて、県は感染対策を呼びかけています。
「日本学校保健会」によりますと、6日の時点で、県内の公立の小中高校と幼稚園、保育園のあわせて4554クラスのうち、39クラスが閉鎖中だということです。
市町村別では、秋田市が19クラスで最も多く、次いで仙北市が10クラス、能代市が4クラス、由利本荘市が2クラスなどとなっています。
学級閉鎖は夏休み明けの先月下旬から急増し、ことし5月の5類移行後では最も多い水準になっています。
秋田県教育委員会は、学校や保育施設などに、換気や手洗い、うがいなどの対策を求めるとともに、児童・生徒に発熱などの症状がある場合には、登校せず自宅で休んでもらうよう呼びかけています。
また、マスクの着用は個人の判断に委ねられているとしたうえで、感染の状況を踏まえて着けてもらいたいとしています。