秋田県内は夕方にかけて土砂災害などに警戒


前線の影響で県内は雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるところがある見込みで、気象台は、2日夕方にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。

秋田地方気象台によりますと、北日本を通って日本海へのびている前線に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むため、県内は2日夕方にかけて、大気の非常に不安定な状態が続く見通しだということです。

このため県内は、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となるところがある見込みで、午前8時半までの6時間には、秋田空港で71.5ミリ、北秋田市比立内で63ミリ、大館市陣場で59.5ミリを観測しました。

2日に降る1時間の雨の量は、いずれも多いところで、沿岸で50ミリ、内陸で40ミリと予想されています。
また、3日朝までの24時間に降る雨の量は、多いところで80ミリと予想されています。

気象台は、2日夕方にかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけています。
また、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうに注意するよう呼びかけています。