お盆期間中の秋田空港の利用者 感染拡大前に近い水準まで回復

ことしのお盆の期間中、秋田空港を発着する便を利用した人は、航空各社ともに去年の数を上回り、新型コロナの感染拡大前に近い水準まで回復しました。

全日空と日本航空は、秋田空港を発着する便について、今月10日から20日までのお盆の期間中の利用状況を発表しました。

それによりますと、全日空の東京、大阪、名古屋、それに札幌を結ぶ便を利用した人はあわせて2万9996人で、去年の同じ時期より38%増えました。

新型コロナの感染拡大前の2019年と比べても、利用者数は98%まで戻ってきているということです。

また、日本航空の東京、大阪、札幌を結ぶ便を利用した人はあわせて1万7112人で、去年より14%増えました。

2019年と比べると利用者数は86%にとどまりましたが、この時期としては感染拡大以降で最も多かったということです。

航空各社は「台風7号の影響で一部の便に欠航が出たが、お盆の時期全体としては利用が好調だった。新型コロナが5類に移行されたことで帰省の需要が高まり、感染拡大前と同じ程度まで回復してきている」としています。