秋田市 大雨による災害廃棄物の処理費用が約20億円に

先月の記録的な大雨で被害の大きかった秋田市では、災害廃棄物の処理にかかる費用がおよそ20億円に上ることが明らかになりました。

秋田市は、記録的な大雨で発生した災害廃棄物の仮置き場を旧空港跡地などに設置し、先月17日から受け入れています。

秋田市によりますと、今回の大雨で2万5000トンの災害廃棄物が発生したと推計されていて、その処理にかかる費用は総額およそ20億円に上ると想定されるということです。

また仮置き場の旧空港跡地への搬入が少なくなっているため、災害廃棄物の受け入れは今月27日で終了し、それ以降は市総合環境センターで受け入れるということです。

旧空港跡地は除雪した雪を捨てる雪捨て場にもなっていることから、市では11月末までに災害廃棄物の処理と旧空港跡地の復旧作業を進めていきたいとしています。