お盆に秋田新幹線を利用した人 去年同時期の1.5倍に増加

ことしのお盆の期間中、秋田新幹線を利用した人はおよそ7万2000人で、去年の同じ時期の1.5倍に増えました。

利用者数はコロナ前の9割近くまで戻ってきていて、JR東日本は客足は回復傾向にあったとしています。

JR東日本秋田支社のまとめによりますと、今月10日から17日までのお盆の期間中、秋田新幹線を利用した人はおよそ7万2000人で、去年より2万6000人増え、56%の増加となりました。

新型コロナの感染拡大前の2018年のお盆の期間と比べると、利用者数は87%まで回復しています。

また、同じ期間に、特急列車「いなほ」は秋田駅と山形県の酒田駅の間でおよそ5100人、秋田と青森の間を結ぶ快速列車「リゾートしらかみ」はおよそ4000人となっていて、いずれも利用者数はコロナ前の8割ほどとなりました。

JR東日本秋田支社は「新型コロナが感染症法上の5類に引き下げられ、感染拡大にともなう行動制限が解除されたことや期間中、天候にも恵まれたことで利用者の大幅な増加につながった。客足はコロナ前の水準まで回復しつつある」としています。