大館市立総合病院の職員をパワーハラスメントで懲戒処分

大館市立総合病院は課長級の職員が、同じ部署の職員2人に行き過ぎた指示や命令を行ったことがパワーハラスメントにあたるとして、この職員を減給10分の1・2か月の懲戒処分にしました。

懲戒処分を受けたのは、大館市立総合病院の事務局に勤務する課長級の男性職員です。

事務局によりますと、この職員は、ことし4月ごろから6月にかけて同じ部署の職員2人に対して行き過ぎた指示や命令を高圧的な態度で繰り返していたということです。

職員2人は、いずれも体調を崩したということです。

大館市立総合病院はパワーハラスメントにあたるとして、18日付けでこの職員を減給10分の1・2か月の懲戒処分にするとともに、事務局長を厳重注意にしました。

大館市病院事業管理者は「再発防止に向けてコンプライアンスの徹底と相談体制の整備など就業環境の改善に努めてまいります」とするコメントを出しました。