県内の市町村の住み心地 満足度は4年連続で秋田市トップ

秋田県内の市町村の住み心地について、賃貸住宅大手の会社がアンケート調査を行ったところ、満足度は4年連続で秋田市がトップとなりました。

この調査は、賃貸住宅大手の大東建託が4年前からいま住んでいる街の住み心地を聞いているもので、毎年、独自に集計してランキングにしています。

今回は、県内に住む5185人の回答がまとまり、秋田県内で最も満足度が高かったのは4年連続で秋田市となりました。

秋田市は、8つある評価の分類のうち、「生活利便性」や「交通利便性」「行政サービス」など4つで1位となっていて、行政機関や商業施設が集まっていることや、鉄道や飛行機といった交通アクセスなどの面が評価されたということです。

また2位以下は、横手市、美郷町、大仙市、にかほ市などが続きました。

一方、東北全体のランキングでは、6県のなかで秋田県の市町村だけが上位20位に含まれませんでした。

調査を担当した、大東建託賃貸未来研究所の宗健フェローは、「都市機能のほか自然環境や地域の人間関係のよさが評価された一方で、大都市圏への交通アクセスと冬の気候の厳しさの面がランキングに影響したと考えられる」と話していました。