県内のガソリン小売価格 2008年8月以来の高値に

今週の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり177.3円で、2008年8月以来の高値で値上がりが続いています。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、今月7日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり先週より4.2円値上がりし、177.3円となりました。

これは7週連続の値上がりで、過去最高の181円を記録した15年前の2008年8月4日に迫る勢いで価格の上昇が続いているということです。

国はガソリンなどの燃料価格の負担軽減策として石油元売り会社に補助金を支給していますが、補助額が段階的に引き下げられていることなどからレギュラーガソリンの価格が上昇しているということです。

今後の見通しについて石油情報センターは、「補助金の段階的な引き下げに加え、原油価格の国際的な高騰や円安の進展なども影響し、ガソリン価格は今後も上昇が続く」と話しています。