高校生が製造・販売するジェラートの店オープン JR横手駅

JR横手駅に5日、地元の高校生が商品の製造・販売にあたるジェラートの店がオープンしました。
店の運営を通じて、経営について学んでもらう取り組みです。

この取り組みは、地元で夢の実現を目指す若者を後押しし地域活性化につなげようと、JR東日本とキャリア教育などの事業を行っている法人が、高校生に呼びかけて始めました。

店の名前はイタリア語で星を意味する「Stella」で、地域で光り輝く存在を目指そうと高校生が名付けました。

ジェラートは、今が旬のスイカやモモ、枝豆など10種類で、地元の食材や、高校生がみずから生産した野菜が使われています。

ジェラートはいずれも高校生が考案し、市内のジェラート店の指導を受けながら製造したということで、今後、店舗の運営などを通じて、経営について実践的に学んでいくということです。

5日はオープンに合わせて家族連れなどが大勢訪れ、「素材の味が生きていておいしい」などと話していました。

運営にあたる高校生の1人は「地域に愛される店にしていきたい。ここでの経験を自分の夢の実現につなげたい」と話していました。