三種町で「100人のお産展」 出産に関する写真を展示

出産に関するさまざまな瞬間を捉えた写真の展示会「100人のお産展」が三種町で開かれました。

この展示会は出産や子育てを経験した女性たちのプロジェクトチームが全国各地で開いていて、三種町は15か所目です。

会場となった三種町の寺の本堂には全国の女性から寄せられた出産に関する写真およそ100枚が展示されました。

妊娠中の家族との記念写真のほか、分べん中や生まれた直後の様子、それに出産後の赤ちゃんと一緒に写る子どもたちや母親の表情を捉えたものなど、さまざまな写真が集められています。

そして写真1枚1枚には「初めて抱っこさせてくれた時。ほんとにあたたかかった!」とか、「お姉ちゃんが妹を初めて見た時に『世界にこんな可愛い存在がいるんだ』と思ったんだって。」などと、出産当時の思いをつづったメッセージも添えられています。

展示会を主催した「三種町のお産と子育てを守る会」の代表で助産師の小林かおりさんは、「お母さんたちには自分たちが偉業を成し遂げたんだと気づいてほしいし、これから産む人たちには命の大切さに気づいてほしい」と話していました。