「ヘルパンギーナ」感染者 平均9.24人 前週の1.2倍

夏かぜの1つで幼い子どもがかかりやすい「ヘルパンギーナ」について、秋田県は先月30日までの1週間の感染者数を発表し、1医療機関あたりの平均は前の週の1.2倍の9.24人となり、感染者数が増加傾向となっています。

「ヘルパンギーナ」は幼い子どもがかかりやすい夏かぜの代表的なウイルス性の感染症で、38度を超える発熱や口の奥に水ぶくれができてのどが痛むのが特徴です。

県によりますと、先月30日までの1週間で県内34の小児科の医療機関から報告された感染者は314人と前の週の1.2倍となり、1医療機関あたりの平均では9.24人となっています。

保健所別では由利本荘保健所管内で1医療機関あたりの平均が前の週より1.25人増えて25人、秋田市で1.72人減って9.71人、横手保健所管内で5.34人増えて9.67人、湯沢保健所管内で4.33人増えて9.33人、大仙保健所管内で1人増えて9人、大館保健所管内で3人増えて6.75人となっており、いずれも国の警報基準の6人を上回っています。

10人以上の集団発生は、県内の7つの教育・保育施設で確認されました。

一方、肺炎などを引き起こすRSウイルスは、前の週の1.7倍の2.03人に増加しているほか、手や口に発疹ができる手足口病は大仙保健所管内で5.25人となり、警報基準の5人を超えました。

県保健・疾病対策課は「ヘルパンギーナはことしのピークに近づいていて、今後もさらに流行が拡大するおそれがあり、ほかの感染症とあわせて引き続き注意してほしい」としています。