記録的大雨で多くの車が水につかる被害 中古車の注文が急増

先月の記録的な大雨の影響で多くの車が水につかって使えなくなったことで、秋田市の中古車販売店では、中古車の注文が急増し、対応に追われています。

県内では先月の記録的な大雨で車が水につかる被害が相次ぎました。

JAF=日本自動車連盟によりますと、先月15日から24日までの間に水につかって動けなくなった車などの救援依頼は県内で1065台にのぼり、このうち9割ほどが秋田市だということです。

こうした状況を受けて、秋田市土崎港西にある中古車販売店では、車を買い求める客からの注文が急増し対応に追われています。

先月は1か月間で軽乗用車を中心におよそ40台を販売し、去年の同じ時期に比べて2倍に増えているということです。

中古車販売店を経営する佐藤利廣さんは「水害が起きてから電話が鳴りっぱなしとなり、予約の電話がいまもある。まだまだこれから注文が相次ぐと思うので、店としても何とか対応していきたい」と話していました。