大雨で被害 五城目町に弘前市からボランティアが来て手伝い

今月の記録的な大雨で大きな被害が出た秋田県五城目町に、青森県弘前市からおよそ30人のボランティアが来て、片づけの手伝いにあたりました。

秋田県五城目町では、今月の記録的な大雨で1人が死亡したほか、今月26日の時点で599棟の住宅が浸水するなどの被害が出ました。

29日は、馬場目川が氾濫した東磯ノ目地区に青森県弘前市からおよそ30人のボランティアが来て、片づけを手伝いました。

いずれも弘前市のボランティアセンターが募集したということで、水に浸かって使えなくなった冷蔵庫やソファーなどを次々と軽トラックに載せていきました。

片づけを手伝ってもらった86歳の女性は「水に浸かった家具を捨てることはできず、置いたままではにおいもしてくるので片づけてもらって助かりました」と話していました。

弘前市のボランティアセンターの鶴見智之さんは「いまも汚れた家財道具が山のように置かれているので、お盆前までには片づけられるよう少しでも役に立ちたいです」と話していました。