大雨で歩道が崩落した秋田市の旭川沿いの県道 通行止め解除

今月の記録的な大雨で歩道が崩落した秋田市中心部の旭川沿いの県道は、応急工事が完了したとして28日、通行止めが解除されました。

今月の記録的な大雨で、秋田市中心部の繁華街に近い中通地区では、旭川の護岸になっている歩道が65メートルにわたって崩落したため、その横の県道は今月16日以降、200メートルの区間で通行止めになりました。

県によりますと、崩落した部分に大型の土のうを積むなどの応急工事が完了し、道路の安全が確認できたことから28日午後1時に車道の通行止めが解除されました。

解除を受けて、作業員が現場で通行止めの看板を撤去すると、さっそく多くの車が通行していました。

一方、県によりますと、歩道の復旧には少なくともあと半年はかかる見込みで、今後は崩落した部分の護岸工事を行う予定だということです。

県秋田地域振興局の伊勢弘建設部長は「皆さんにはご不便おかけしましたが、来週には竿燈まつりも始まるので通行止めを解除できてよかったです」と話していました。