秋田市の住宅浸水被害 22日までの調査で約1100世帯確認

記録的な大雨によって広い範囲で浸水被害が出た秋田市が、全容把握のため行っている住宅の現地調査で、22日までの3日間におよそ1100世帯で浸水被害が確認されたことがわかりました。

これは、23日行われた秋田市の災害対策本部会議で報告されたものです。

それによりますと、秋田市が職員200人態勢で行っている住宅の現地調査で、22日までの3日間にあわせて1万世帯あまりが住む地域を対象に調査が行われました。

このうち、浸水被害がうかがわれるとして実際に訪問できたのがおよそ4000世帯で、そのなかで床上浸水と床下浸水をあわせた浸水被害がおよそ1100世帯で確認されたということです。

秋田市では、被害が想定される地域の住民は最大でおよそ3万2000世帯にのぼるとしていて、今月27日をめどに実際の被害世帯数や状況などをとりまとめ、報告したいとしています。