秋田市の養鶏場の金網が破られ卵被害 クマの仕業か

21日、秋田市の養鶏場の敷地で、10個ほどの卵の殻が落ちているのが見つかり、警察はクマによる被害とみて注意を呼びかけています。

警察によりますと、21日午後5時半ごろ、秋田市河辺大張野の養鶏場の従業員から「鶏舎の中にクマがいた」と警察に通報がありました。

警察や地元猟友会のメンバーが現場に駆けつけて確認したところ、クマの姿はありませんでしたが、養鶏場の外に卵の殻が10個ほど落ちていたということです。

また、鶏への被害はなかったということです。

これまでの調べによりますと養鶏場の金網は破られていて、現場の状況などから警察はクマによる被害とみて、周辺の住民に注意を呼びかけました。

現場は奥羽本線の大張野駅から北西におよそ1キロ離れた地域で、近くには畑が広がっているということです。