能代市で「り災証明」の申請受け付け始まる

記録的な大雨を受けて秋田県能代市では17日から被害を受けた人たちが公的な支援を受けるのに必要な「り災証明書」の申請の受け付けが始まりました。

「り災証明書」は、災害にあった住宅などの被害の程度を証明する書類で、被害を受けた人が住宅や生活を再建するための支援金を受け取ったり、税金や保険料の減免を受けたりする場合などに必要になります。

記録的な大雨で住宅が水につかるなどの被害が確認されている能代市で、17日から「り災証明書」の申請の受け付けが始まりました。

市役所の窓口を訪れた人は担当者の説明を聞きながら、被害の状況などを書類に書き込んでいました。

自宅が床上まで水につかったという男性は「外出先から家に戻ったら床上まで水につかっている状況だった。きのうのうちに水をかき出したが早めに片付けたいと思って申請にきました」と話していました。

能代市の皆川友紀税務課長は「り災証明はさまざまな支援を受けるために証明が必要になる場合があるので活用してほしい」と話していました。

能代市のり災証明書の申請は、市役所本庁舎と二ツ井町庁舎の2か所で受け付けているということです。