三種町の子育て交流施設を知事が視察 支援について意見交換

子どもや保護者の交流の場として去年オープンした三種町の施設を佐竹知事が視察し、地元で子育てする人たちと意見を交わしました。

三種町の子育て交流施設「みっしゅ」は去年オープンし、子どもを遊ばせながら保護者が情報交換や交流できる場として、妊娠・出産から子育てまで継続的にサポートしています。

10日は佐竹知事が視察に訪れ、担当の職員から年齢に応じた遊具がそろっているだけでなく、食事や休憩ができるスペースも設けていることや、住んでいる場所を問わず無料で利用できることなどの説明を受けていました。

このあと、三種町周辺で子育てする30代から40代までの3人と意見交換を行いました。

この中では、参加者から「冬で雪が降ると行くところがなくなるので、室内の遊び場を増やしてほしい」とか、「子どもの病気やけがにどう対応したらいいか、学べる機会を作ってほしい」などという意見が出されました。

佐竹知事は「施設を見て驚いた。子どもが楽しめる施設なので保護者も集まって交流や相談ができるのだと思う。現場の話を聞いたので、県としてどうサポートできるか考えたい」と話していました。

意見交換に参加した1歳の子どもを育てる40代の女性は「育児の中で不安になることも多い。子育て支援に前向きな知事の意見を聞けたので、今後に期待したい」と話していました。